2018/12/19

KZ ZS6 と KZ ES4 と

まだ安イヤホン買ってます。飽きもせずKZばかりで。 前回のエントリから新たに、KZ ZS5 v1(旧型)、KZ ES3、KZ ATE(Special版らしい)、KZ ES4、KZ ZS6という順で購入しました。ATEまた買ってます……。

  • KZ ZS3 と KZ ATR (2017/01/08)の記事

  • KZ ES4添付のブラウンケーブルと、オプションの編み込みシルバーグレーケーブルの色の違いはこのくらい

    KZ ES4

    写真のイヤーピースはZH-EP2L-BKのLサイズ
    音域バランスは低域やや多めで高域に掛けて緩やかに少なくなっていく(不足はない)ピラミッドバランスかなと思います。
    低域は量多めで多少芯が強く重く感じますが、エッジはATE同様柔らかめですかね。中域から高域にかけてボーカルが前に出てくるタイプだと感じます。この辺りもATE、ATRなどと同じです。耳につくイヤな音もなく、少なすぎるという事もなく非常に聴きやすい音を鳴らしてくれます。

    装着感もかなり良く、接合部分のエッジが耳を切り付けてきたなどという事もありませんし、添付のケーブルも取り回しの良いものです。また、この半透明のシェルと色味も良く合っていると思います。価格帯はKZのハイブリッドイヤホンの中でもエントリーに位置するようですが、完成度はかなり高い製品ですね。マイルドな音がお好きな方にオススメです。

    イヤーピースはゼロオーディオのZH-EP2L-BKです。私は耳の穴が大きいので「LサイズならOK」という訳にはいかず、直径14mm程度必要なのですが、ZH-EP2L-BKはうまくシーリングしてくれています。口径の小さなタイプを探している方には良いかなと思います。スパイラルドットに比べ先端部が肉厚なため硬質に感じられます。


    KZ ZS6

    写真のイヤーピースはJVC EP-FW1のLサイズ
    このイヤホンは高域がキツイというレビューを色々なサイトで目にしていましたが、ウチに来たのはそれほどでも無かったです。たしかにサ行の刺さりなどはあります。ただそれは全ての曲で起きるわけではないですし、聴けないほどの不快さとも感じていません。逆に丁度良いエッジと感じられる曲の方が多いかなと。中域は量的にやや少なめで解像感のあるスッキリクリアな音色、低域も他のKZイヤホンと比べればスッキリした印象ですが、ES4よりは低いところまで出るタイプのように感じられます。全体的にはドンシャリ(Vシャープ)バランスになりますかね。

    追記::ZS6は音量が非常に取りやすいという特徴があり色々と調べていたところ、(カタログ値通り)15ohmある入力インピーダンスが高域でぐっと落ち込み10kHzで7ohm程しかないんですね。高域がキツイという方はこの辺りでインピーダンスマッチングが上手くいかない等あるのかもしれませんね。(素人並感)

    ZS5などとは違い、ノズルに返しがあるタイプなのでイヤーピースの自由度が高く、ステム自体もほんの少し長いようなので装着感が良いです。初期モデルはただの筒状のステムだそうなのでウチに来たのは後期モデルなのでしょう。ES4と比べ2000円ほど高いですが、シェルの質感も含め上位モデルと感じられるほどの差はあるように思います。賛否両論のモデルでしたが、個人的にはかなり気に入ってます。

    普段使いのイヤーピースは写真のJVC EP-FW1ではなく、いつものJVCのスパイラルドットLです。EP-FW1の形状はスパイラルドットと比べると背が低め、傘の厚みが薄いですね。直径は同程度(14mm)ありシーリングは悪くありませんが、スパイラルドットの方が好みかなと。


    その他のイヤホンを一言で

    KZ ES3は手持ちの中ではZS6が一番近いでしょうか。ただ、ZS6の方が音色・装着感ともに好みなのであまり使わなくなりました。
    KZ ATE Special(そう書いてあった)は普通のKZ ATEです。ケーブルが縞模様ではなくKZ ED9のような単色銅色でした。それだけです。もう買えないみたいです。
    KZ ZS5 v1ももう買えません。音色は大人しくスッキリした音でした。でした。左側の音量が小さくなってしまい処分。